天気と体調
暑くなったと思って、半袖になったら肌寒い!
そして寒いと思ったら、朝から暑い~!!
衣服の選択に迷うことが多いですよね。
今の時代、気象においては
「例年通り」という言葉が通用しないな。
そして、そんな気象状況によって
体調が大きく影響されることをご存じですか?
いまは気象痛って言葉もあるんですよ。
「雨の降る日は、膝が痛い」
「梅雨の季節は頭痛が酷い」
よくこんなことを聞きますよね。
気象医学の第一人者、
佐藤純先生の著書によりますと、
気象痛の大きな原因は、
天気の変化による気圧の変動がストレスとなり、
交感神経が活性化するからです。
血流障害や筋肉の過緊張が起こり、
様々な不調が現れます。
その症状は、頭痛、首・肩こり、めまい、古傷の痛み、
更年期障害の悪化など、多岐にわたります。
また、発症タイミングもそれぞれです。
心当たりのある方、多いのではありませんか?
ロート製薬とウェザーニューズの調査によりますと、
日本人の6割が、天気痛の症状を感じているようです。
これまで原因の分からなかった体調不良、
もしかしたら天気痛だったのかもしれませんね。
その中でも女性の方は、更年期や生理の影響で、
症状が出やすく、悪化もしやすいです。
- 顔がむくみやすい
- 中耳炎になったことがある
- のぼせやすく冷えやすい
- 日中、座っていることが多い
- 乗り物酔いしやすい
- 季節の変わり目に体調の変化を感じやすい
これらの項目に複数当てはまる方は、
特に注意してくださいね。
では、どのような対策が
効果的に天気痛を緩和できるのでしょうか?
単純です、原因の改善です(笑)。
自律神経の働きを正常化させるように、
生活習慣を変えてみましょう。
具体的には、
- 決まった時間に起床する
- 起床後に日光を浴びる
- 朝食を食べる
- 毎日お風呂に入る
- 運動する
などです。
やった方がいいのはわかっているよ!!!
そんなツッコミを入れたくなった人、
どれぐらいいるのかな(^0^)
そうなんです、特別なことではないんです。
昔から言われている、身体にいい生活習慣なんです。
逆に言うと、今まで悩んでいた症状が、
そんな小さなことで改善するんですよ。
頭痛薬などで痛みの対処を行うことも大事ですが、
そもそもの原因を理解し、その改善を行わない限り
本当の意味での対処にはなりません。
「忙しい」
の一言で、いまの生活が惰性になっていませんか?
忙しいからこそ、その中でも健康でいられるように
工夫することが重要です。
そして、なぜそのような状態になったのか?
自分の生活習慣を定期的に見直してみましょう。
また、悪くなったら対処するネガティブな考えではなく、
そうならないように良い習慣を身につけるポジティブな
考え行動もおススメです。
その中で、何もしなくてイイ!
寝ているだけで天気痛が改善するよ!!
ってことがあったら、うれしくないですか?
何か?と言うと酸素ルームです。
詳しい解説は、次回に。