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ダイエットと睡眠

前回は、ダイエットに睡眠がとても重要な要素になりますよ!

、といった内容をお伝えしましたね。

さあ今回はその睡眠について、さらに深く掘り下げていきます。

 

睡眠は、様々なことに影響を及ぼしますが、

その中に食欲も含まれています。

では、どうして食欲に影響が出るのか?

そのひとつにホルモンがあります。

睡眠不足になりますと、

「グレリン」が過剰に分泌され、

「レプチン」の分泌が抑制されます。

 

では「グレリン」から説明します。

食欲を増進させる働きを持つホルモンです。

まさにダイエット最大の敵ですね。

このグレリンが分泌されると、

お腹がいっぱいなはずなのに、

食欲が満たされず、

食べ過ぎてしまいやすくなります。

しかも、脂肪として蓄積されやすい、

炭水化物や脂肪を優先的に食べてしまうように

働くんです。

「ひどいよ、グレリン!」と叫びたくなりますね。

 

そして「レプチン」はその逆で、

食欲を抑制するホルモンです。

脂肪細胞から分泌されるホルモンで、

満腹中枢を刺激し満足感を出してくれます。

と言うことは、体脂肪の多い人は

より多く分泌されてお得なのか?というと、

そうではなく、多すぎると抵抗性が強くなり、

逆に食欲を抑えることが出来なくなります。

体脂肪の多い人は、このことが原因となり、

食欲を抑えることが出来ず、

更に体脂肪を増加させてしまうことも!

 

そしてこの二つのホルモンには、相関関係があります。

レプチンがが強く働けば、グレリンの働きは弱くなり、

レプチンの働きが弱くなれば、グレリンの働きが強くなります。

 

食欲がコントロールできないと、

「意志・メンタルが弱い」

「俺はダメ人間だ」

と自暴自棄になったりする人がいますが、

そうではないんです。

 

食欲を増進させるホルモンがたくさん出ているだけ。

食欲を抑制するホルモンがあまり出ていないだけ。

あなたの意志や想いが弱いからではないんです。

このようなホルモンのコントロールが上手くいっていないだけ。

 

では、どうするのが良いのか?

食事はもちろんですが、生活習慣から見直すことですね。

そうすることで、食欲を今よりも楽にコントロールすることが出来ます。

夏に向けて、まさにいま頑張っているあなた、

まずは睡眠について見直してみては如何でしょうか?

新しい生活習慣が、新しい自分を作ってくれますよ!!!

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